大河 朔

大河 朔 たいが はじめ
24歳(本編時)/ 1月2日生まれ / A型 /  第六機関所属

 

 

性格

思ったことを素直に口にするタイプ。人見知りがなく誰とでも平等に話せる。

外見の良さから女性が寄ってくるが、女心を汲み取ろうとしないため好かれることはない。しかしそのサッパリした性格から男性からは熱烈に支持されることがある。

自分の意思をしっかりと持ち、人の話を聞かないことがよくあるが、尊敬している人や母の言葉はそれに当たらない。特に長年支配下にされた母の言葉は重く、何気ない指摘も何日も引きずることがある。

 

能力・スキル / 得意・不得意

生まれつき霊媒体質であったが、それが普通で、周りもそうであると何の疑問も持っていなかったため、自分だけの稀な体質だと理解したのは小学生になったころだった。同じ時期に廃神社の狛犬と出会い、自身と同じ灰色の毛色から「カイ」と名づけ、唯一の理解者としてずっと共にいた。

お酒が一滴も飲めない。16歳で初めて飲んだ時、一口で倒れ病院に運ばれた。体質的に合わないと診断されてから飲まないことを誓う。しかし間違って飲んでは全部吐くを何度か繰り返している。

ピアノが弾けるが、母から褒められたことがほぼ無いため自信はなく、今は全く弾いていない。

 

見た目

容姿・性格とも父似 髪の毛の色は父親の家系からの遺伝
幼少期の苦い思い出からネクタイが嫌いで、家を出てからは重要な時以外はつけていない。深夜美と付き合い始めてからやっと苦ではなくなった。

 

生い立ち

大手楽器メーカー社長の父と、音楽に精通している母、3歳年下の妹の4人家族。父の会社が代々長男に引き継がれていることから、幼き頃からそれを期待されて育てられてきたが、母がその重圧に耐えきれず強くあたれることが増え、朔本人もストレスを抱えていたところで、たまたま茉璃と出会う。

霊媒体質を周りの人間には一生理解されないと思っていたため、同じ特性を持つ茉璃との出会いは彼の人生を変える。やがて母の反対を押し切り家を出て、第六機関に所属することとなる。

25歳の年に第六機関の養成スクール1年の担任になる。担当は実技。
自分を雇ってくれて、不真面目だった時期も見放さないでくれた恩を一生かけて返したいと思っているので、同期が離れてもそのまま残った。

 

他キャラクターとの関係

【家族】

母がおかしくなっていったのは全部自分のせいだと思っている。また、そんな母を置いて自分だけ家を出たため、妹にかなり負い目を感じており、未だにスムーズに話すことができない。

【茉璃】

自分を救ってくれた茉璃のことは、性格・見た目含め全部が好きだった。ずっと一緒に働きたいと思っており、彼がそばにいてくれるなら自身は結婚すらする気がなかった。

【深夜美】

茉璃が亡くなってからは寮にあまり帰らず、一時的な欲を満たすためにいろんな女性と関係を持ちながらフラフラしていた。しかし彼の妹の存在を思い出してからは、いつか彼女に会うために強くなりたいと思い、寮に戻り、真剣に働き出した。
深夜美への第一印象は「名前がいい」。実際に会うまでは彼女のことを好きになるとはほんの少しも予測しておらず、そうなったあとも「茉璃と似てるから」などとは一切思ってないが、自分の人生は三木兄妹に握られてるとは常々感じている。

【柚流・檸音・千夏】

同期。心を開いている数少ない人たち。柚流はなんだかんだ世話をしてくれる兄のようで、檸音は一番仲のいい女友達、千夏は一緒にいて沈黙が苦にならないような関係性。

 

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